自己分析がうまくできない!本を使わずに効率的に自己分析する方法をご紹介!

自己分析がうまくできない!本を使わずに効率的に自己分析する方法をご紹介!

就職活動を始めるとき、まず初めに自己分析をしなさい!と色々なところで言われますが、そもそもなんで自己分析をするのかわからないし、どうやってすれば良いかわからない。。本を買ってみたけど全然うまく書けない。。と壁にぶつかる就活生も多いと思います。

そこで今回は私が就活生時代に行っていた効率的な自己分析方法について紹介します!

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自己分析を行う意味

自己分析を行う意味は以下の大きく2つあります。

①自分が何に興味を持てるのか、どんな働き方があっているのかを知ること
②自分のことを他人に説明できるようになること

①自分が何に興味を持てるのか、どんな働き方があっているのかを知る

今まで学生として社会のレールに乗ってきたところから、いきなり自分でどんな企業に入るか、どんな働き方をするのか選ぶのが就職活動です。
なんとなく企業を選ぶと、あとでやっぱり自分に合わなくなったと感じたら転職活動をしないといけなくなります。転職も当たり前の時代ではありますが、できれば最初の会社から自分にあったところに行ければ良いですよね。
そのために、自分はこんなことに興味を持てて、こんな働き方をするとやりがいと感じることができるということを理解することが自己分析の一つの目的です。
これが明確化していると受ける企業も選びやすくなりますし、エントリーシートや面接で志望動機も言いやすくなります!

②自分のことを他人に説明できるようになること

面接では、面接官に自分はどういう人間かを知ってもらう必要があります。企業側もこの学生はこういう志向があるんだなとかこんな人なんだなと人間性が見える人を採用したいと思いますし、自分がどんな人間か分かっているとアピールポイントも伝えやすくなります。
また、自分がどんな人間かが定まっていると、面接で色々な質問をされても答えにブレが少なくなり、話の説得力が増します。

自己分析がうまくできない人の共通点

自己分析の重要性が理解できたところで、いざ自己分析の本を買って机に向かってみたものの、全然自己分析できない!!という人は意外と多いのではないでしょうか?かくいう私もその一人でした。
それでは、なぜ自己分析をうまくできないのか、そんな人の共通点をご紹介します!

■自己分析がうまくいかない人の共通点
①学生時代に何かに打ち込んだ経験が少ない人
②今までの人生の中で、自分で生き方を選択してきていない人

自己分析のやり方というのは、今までの自分の人生を振り返って「頑張ったこと」や「大変だったこと」「楽しかったこと」をピックアップして深掘りして書き出していくので、そもそもそういったエピソードが少ない人や自分の意思で決めてきていない人にとっては書くことができませんし、書いたとしてもなんとなく取り繕ったようなことしか書けません。

そんなこと言われても、そういうエピソードがないんだから仕方ないでしょ!という方、もちろんその通りです。そこで、私がご紹介するのは「今までの人生のエピソードがない人でもできる自己分析の方法」です。

効率的に自己分析を行う方法

「今」の自分の感情の動きを捉える!

それでは早速効率的に自己分析を行う方法をご紹介します。
そもそも、今までの人生で自己分析できるに足るエピソードがないからといって=自己分析できないということではありません。
今までの人生を振り返るのではなく、「今」のあなたの志向性を捉えられれば、それで十分な自己分析となります。

就活自体が自己分析の場となる!〜企業説明会で自己分析〜

「今」の自分の感情が一番動く場面はなんでしょうか?それはまさにこの先の人生を左右する企業選びの場だと思います。
色々な企業の説明会に参加してみて、この会社ってこんな事業をしているんだ、とかこんな働き方できたらいいな、とか色々な感情が生まれると思います。
企業説明会を聞いた時の感情の動きを捉えることこそが自己分析であり、就職活動をしながらできるまさに一石二鳥の自己分析方法です。
説明会も、同じ業種でも企業によって色があると思いますし、違う業種であれば働き方や戦略も異なると思います。
そうした企業ごとの違いを見ながら、どの企業のどんなところに自分はよいと感じて、どこをよくないと思うのかを整理していくと、自分の志向性が明らかになってきます。
そのためにはなるべく業種を絞らずに説明会に参加してみてください。新しい発見とともにこんなところもいいなとか逆にここはあまり響かなかったな、ということが出てくると思います。
また、既に説明会に一通り参加してしまって、今からエントリーシートを書くところだという方も、自分が参加した企業の説明会を振り返ってみてください。

具体的なやり方をまとめると下記になります。

①なるべく業種を絞らずに企業説明会に参加してみる。また同業他社の説明会も複数参加してみる。
②よいと感じたポイントとよくないと感じたポイントを企業ごとに書き出す。
③それぞれのポイントをまとめて共通点を見出す。
④そこででてきた志向性を元に、なぜそう思ったのかという深掘りをしていく。

例えばあなたが文系学生で素材メーカーの説明会に参加してみて、素材メーカーの営業は「提案型の営業」であることをよいポイントだと感じ、逆に「異動の頻度、特に海外転勤はある程度の年次に達しないとできない」という部分を悪いポイントだと感じたとします。なぜそう思ったのかを深ぼっていくと、自分は「人が困っていることを解決してあげること」に喜びを感じ、さらに「新しい場に飛び込んでいくことに興味を持っている」人間だということが見えてくるかもしれません。
ここまで分かれば、あとは企業選びの軸や面接・エントリーシートの「志望動機」を書くことに生かすことができますよね。

「学生時代頑張ったこと」を自己分析結果から導くことも可能!

自己分析ができていれば、そこから逆に「学生時代頑張ったこと」を導くことも可能です。自分の志向性というのは言い換えれば「強み」と言うことができますので、既に頑張ったことのテーマがあれば、その中で自分がどうその「強み」を発揮したのかを書き出してみましょう。
そうすると、「学生時代頑張ったこと」「志望動機」「企業選びの軸」の全てが共通した価値観の元であることが説明できるので、面接やエントリーシートでも説得力が生まれます。

今回ご紹介した自己分析の方法を使って、自分がどんな人間なのかを理解し就活に生かしていきましょう!

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