コロナ禍でガクチカ(学生時代頑張ったこと)がない!そんな就活生でもできるアピールポイントの考え方!

コロナ禍でガクチカ(学生時代頑張ったこと)がない!そんな就活生でもできるアピールポイントの考え方!

新型コロナウイルスの影響が長期化する中、授業もオンライン化、バイトも部活もサークルも満足にできないという状況だった就活生も多いのではないでしょうか?

いざ就職活動を始めようとした時に、エントリーシートで「学生時代頑張ったこと」を書かなければいけないものの、そもそも大学にも満足に行けてないのに、書けるわけないでしょ!となってしまいますよね。

そこで今回は、コロナ禍で制限された生活でも自分のガクチカ(学生時代頑張ったこと)を見つけることができる方法を紹介します!!

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企業が学生時代頑張ったこと(ガクチカ)を聞く理由

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まずはじめに考えないといけないことは、企業の採用担当者がなぜこぞってあなたのガクチカを聞きたいと思っているのかです。ここを理解せずに、ただ単に学生時代の輝かしい経験を述べないといけないんだという思考になると、エントリーシートを書く時に手が止まってしまいます。

あなたが会社に入った後の姿に照らし合わせている!

採用担当者は、あなたの学生時代の自慢を聞きたいわけではなく、あくまでも会社に入っていざ仕事をすることになった時に、どんな仕事ぶりを見せてくれそうか、どうやって活躍してくれそうかというのを見ています。
例えば、あなたが営業として担当しているお客様で、使ってくれている製品にトラブルが発生したとしましょう。その場合、お客様に詫びを入れた上で、社内の上司や技術担当、製造現場等と調整して、トラブルを解決する必要があります。こうした仕事ぶりは、もちろん入社してからでなくては分かりませんが、入社後のミスマッチをなるべくなくすためにエントリーシートや面接の場でも見たいと考えます。
ここまでの説明でお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、つまり「学生時代に頑張ったこと」=「大変な場面を自分の力で乗り越えた経験」から、入社後の姿を思い浮かべて採用するかどうか判断しているわけです。
働きぶりを見せる場面というのは、往々にしてなんらかのトラブルが発生した場合が多いため、ガクチカでもそうした場面でどんな動きをしたのかをPRする必要があります。そして、コロナ禍では難しい部分もありますが、仕事というのは一人ではなくチームで進めることが多いため、ガクチカでも可能であればチームで実施した経験であることが望ましいです。
まとめると下記になります。

①大変な場面を自分の力・工夫で乗り越えた経験
②可能であればそれが複数人(チーム)であること

コロナ禍におけるガクチカの見つけ方

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それでは本題に入ります。上述した通り、企業側は輝かしい経歴を聞いているのではなく会社に入った後にどんな働きぶりを見せてくれそうかを判断するために、ガクチカを聞いています。
でも、そもそも大学にも行けていないし、活動もできていないという状態で、頑張ったことなんて何もない!と思われる方が大半だと思います。そこで次のポイントで説明させていただきます。

ガクチカは、リアルでの経験でなくても、オンラインの経験でもよい!

本来であれば、リアルな場での自分が困難を乗り越えた経験をアピールした方がよいと思いますが、コロナ禍においてはそれは叶いません。これ社会人の仕事も一緒で、今まで足でお客様のところへ訪問したり、対面で社内の打ち合わせを行っていたりしましたが、ほとんどオンライン会議等に置き換えられて、家から一歩も出ずに仕事を進めていたりします。
つまり、社会全体の動きが変化しているからこそ、ガクチカのアピールの仕方も変わってもよいということになります。

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コロナ禍で変化した生活の中で工夫したポイントをアピールする!

リアルでの経験でなくてもよいということは説明しましたが、それでは具体的にどんなエピソードを語ればよいのでしょうか?前の章で記載した通り、ガクチカは「大変な場面を自分の力・工夫で乗り越えた経験」を述べるものです。コロナ禍において大変な場面というのはどんな場面でしょうか?
それは言わずもがなですが、このコロナ禍自体が「大変な場面」であり、それによって不便さ(行動が制限される、オンラインでしかコミュニケーションが取れないなど)が引き起こされています。急な生活の変化によって、生まれたこの不便さを、自分なりにどう解消しようとしたのか、工夫したのかという点に注目してみると、ガクチカも思い起こされるのではないでしょうか?

例えばこんなエピソードも考えられます。

「コロナ禍によって、授業などが全てオンラインになってしまった。それにより、ゼミ活動もオンラインとなったため、満足にコミュニケーションが取れず、ゼミ生の間で課題を進めるにあたり軋轢が生まれてしまった。そこで私はそうした状況を解消するため、3日に1度ゼミ生みんなで実施するオンラインミーティングの機会を設けるよう提案し、お互いが抱えている不満や問題等を出し合う場をセッティング&進行した。それにより、メンバー間の軋轢が解消され、スムーズな課題の進行を行うことができた。」

いかがでしょうか?素晴らしい成績や汗水たらした経験でなくとも、自分なりに工夫してチームの活動をスムーズに進行することができた良いエピソードですよね。

最後に繰り返しになりますが、企業側が何を目的に聞いているのかを踏まえて考えるようにしてみると、意外とよい内容が出てくるかもしれませんね!

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